■ 西三河サークル・愛知支部合同6月例会
2001年6月
 6月23日に西三河サークルと新英研愛知支部合同のワークショップを開きました。参加は12人。

1 中学からの実践報告

 栃木清子先生からは、中学校の英語の授業で取り組んできて、生徒たちに好評だった、「歌の実践」「辞書引き」「小テスト」「AETスタンプカード」の紹介でした。していただきました。

 服部由紀子先生からは、OHPを使った実践報告でした。
100枚近くあるオリジナルOHP教材の中から選りすぐったものを紹介していただきました。どれも、日本語を使わないで、英語だけで文法項目の導入に利用できるものでした。

2 高校からの実践報告

 安井貞夫先生(豊田東)は、「同時通訳方式の英語授業」と題した発表でした。次のようなタスクを行います。
新出単語の時は教師が日本語を言って、生徒が英語を言う。コーラスリーディングでは教師が日本語をチャンクごとに言い、生徒は教科書にチャンクを入れながら英語を読む。ペアリーディングでは、1人が英文を読み、もう1人が英文を見ないで後を追って読む。教師が英文をパラフレイズして読み、生徒が後に付く。

3 AETからの報告

 Lynsey Rocheさん(豊田東)による、"Even More Tips for Team-Teaching and My Life as an AET"では、いろんなTTのアイデアが紹介されました。

 例えば、AETがゆっくりとサマリーを読む。生徒は日本語で聞き取れた内容を書き取る。読み終わった後、JTが生徒に聞き取れた内容を質問。また、AETがストーリーの内容を、インタビューアーと本人、という対話文に直し、プリントにして配布。
生徒はペアになり、役を分けて演じる練習をする。また、その対話文プリントの中から、インタビューアーの質問を、AETが順不同で読み、生徒が答える。

連絡先:MURASE Toshihiro/村瀬敏浩