■ 熊本新英研10月例会

2001年10月
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1月7月9月10月11月
 10月例会は20日(土)にいつもの通り水前寺共済会館にて開きました。参加者は6名でした。

 展示は、
  1. 水俣の美しい自然・豊かな風土
  2. 水俣病とは何か
  3. 水銀はなぜ止まらなかったのか
  4. 被害者は何を求めたのか
  5. その後の水俣と水俣病事件
    • {エピローグ}「彼岸の団らんを垣間見る」石牟礼道子
    • {患者遺影}死者たちが来場者を見つめる
    • {写真展示}レンズが失われた声を聞いた
    • {実物展示}残されたものこそ雄弁に語る
    • {美術展示}事実は表現されて真実となる
  6. (語り部コーナー)その人にしか語れないことがある
    • {展示説明会}
  7. (水俣病ブックフェアー)
などから成り立っていました。
 特に{患者遺影}では遺族の方々が遺影を貸すとか貸さないとかで問題になったことがあったようでした。

 熊本大学の谷川先生は大学の様子、特に独立法人化の問題点について話されました。11月1日付けの熊本日々新聞にも「国立大学の独立行政法人化に関する国の中間報告に対し、熊本大学教職員組合は国による目標策定や評価は統制を強化し、大学の自主性を衰退させる。また同時に授業料の大学、学部間格差、教育研究の安定性を欠く教職員の労働条件の悪化などが懸念される」と反対の声明を出したという記事が載っていました。      

 最後にやはりアメリカの同時多発テロに関する話でした。アメリカの覇権主義、自らを「正義」と言う、その中身の怖さ。日本国内の動きもますますきな臭くなってきています。出来るだけいろんな場で平和な解決を求める訴えをして行くべきだと話が落ち着きました。

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(2002年1月24日)