■ 神奈川支部春の一日研修会報告
2001年6月
6月16日(土)大倉山記念館にて、7名の参加で開かれました。
実践報告(中学)
ビデオによる英語授業研究「中学校入門期の指導~一般動詞を中心として」
(棚谷孝子先生・平塚市立山城中)
『生徒が活発に言語活動に取り組むには、また生徒の自己表現力を高めるにはどういう工夫が必要か』というテーマで、一般動詞から始まって会話文でできている教科書totalⅰのlesson2what do you watch?の授業をビデオで通して見せてもらいました。
本時のねらいとしては、
- whatの疑問文の意味がわかる、
- 受け答えできる。
- 1~100までの数字が聞いてわかる、
- 見て分かることの定着。
まずwarm up & reviewとして、英語の挨拶で始まり、単語テスト、英語の歌(ビートルズのall together now)、数字カルタ。
次に定着のためのactivitiesとして
(1)福笑い(what do you want? i want~と言って、顔のパーツをもらい目隠しして貼っていく)
(2)「キャンプへ行こう」(what do you need? i need ~を、手遊びを入れて、応答する側がリズム良くやるのがこつ)
consolidationとして、板書の書取、次回の単語テストの予告など。
中学1年生の6月ということで、様々な活動場面で生徒も慣れてきて授業のリズムが出てきている様子が伺えました。また、元気よく手を挙げる生徒の姿が印象的でした。
例会でビデオによる授業研究も定着してきましたが、やはり、レポーターからは、自分をさらけ出すようで、実に恥ずかしいが、自分の授業を見直すいい機会になったという感想が聞かれました。
(連絡先:中村康雄)