■ 神奈川新英研10月例会報告

2000年10月
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3月7月10月11月
 10月21日(土)大倉山記念館にて、8名の参加で開かれました。

実践報告(中学)


ビデオによる中学校の授業研究

「関係代名詞who,whichの導入から運用まで」(日比和子先生・大和中)

 今回は発表が1本でしたので、45分の授業を、導入、展開、まとめと区切りながら、全部見せてもらいました。

 参加者の感想としては、リズミカルな生徒とのやりとり、興味が涌きそうな話題の振り方、難しい文法用語を使わずに印象に残る言葉の使い方の工夫(関係代名詞のことを「無口だけど2役している」「接着剤」)、色々な生徒を取り込むグループワークの工夫、「言える」→「書ける」という手順が守られている・・・などがあげられました。関係代名詞の導入は二文を一文にという手順にするか、後置修飾のところだけ作ってから文に発展させる手順にするかどちらがいいのかという話し合いや、生徒を指名する場合thisをthatにmyをMs.Hibi'sにおきかえさせるべきだという意見も出ました。

 指導案だけではなくて、実際の授業の流れをビデオで見ながら話を進めると、提供者自身が振り返るきっかけにもなるし、具体性を帯びた話し合いができるので、今後も是非続けていこうという要望が強かったです。

(連絡先:中村康雄)