現地実行委員会~現地だより7
1945ヒロシマ・ナガサキ・1954第五福竜丸
1979スリーマイル・1986チェルノブイリ・
2011フクシマ――そして再び広島へ
副実行委員長 岡山/就実中学・高等学校 太田芳治
―――世界平和の実現を…!―――
戦後日本には平和憲法ができ、国民は長く暗いトンネルから抜け出しました。10日終戦が早かったら、広島・長崎への原爆投下はありませんでした。その原爆投下がその後の世界へ大きな負の遺産を投げかけました。
先進国による核への羨望を裏付けるように南方諸島や砂漠での核実験の連続。そして、被爆国である日本の原子力政策への参加は、アメリカの帝国主義のための「アトミックフォーピース」に共鳴した遺産です。「平和・環境・人権」を軸とした熱い広島の夏の3日間を、仲間と共に学習しましょう。そんな思いが詰まった広島大会です。
1日目:記念講演
2日目:分科会
- 第2分科会「広島の平和と今を考える」
- 第4分科会「キング牧師からアンネへ」
- 第5分科会「東日本大震災被災者への英語メッセージ翻訳活動」
- 第8分科会「命の尊さを考える自己表現活動で国際交流」
- 第9分科会「サダコ、キング、アレンを学び、"PEACE BOOK"で協同作業」
- 「ニイハウ事件を通しcultural literacy(異文化理解度)と平和を考える」
- 「Lucky Dragonから原発問題を考える」
3日目:テーマ別分科会
世界が「平和・環境・人権」という条件で向き合えば、核の問題も、戦争の問題もおこることはない。世界で初めて、一般の人間に向かって落とされた原子力爆弾。そこには普通の人々の普通の生活が営まれていた。この大会ではその思想を問い、各自一人一人がその思想を変える主体となりたい。ヒロシマが君たちを待っている。(祈)