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新英研 第41回全国大会(福岡大会)
〜 鶴よ 羽ばたけ 世界の空に 〜

記念講演
『アフガニスタンから見た国際貢献』
<8月1日(日)11:00〜12:30>
講師 なか むら てつ さん
医療援助NGO「ペシャワール会」現地代表(医師)
■ プロフィール
・1946年福岡市生まれ。九州大学医学部卒。専門は神経内科だが現地では内科・外科もこなす。国内の診療所勤務を経て、1984年パキスタン北西辺境州の州都のペシャワールに赴任。ハンセン病を中心としたアフガン難民の診療に携わり、2000年からは大干ばつ下で水源確保事業も手がけている。2003年、ラモン・マグサイサイ賞平和・国際理解部門受賞。
■ 主要著作
『ぺしゃわーるにて』『ダラエ・ヌールへの道』『医は国境を越えて』『医者井戸を掘る』『辺境で診る辺境から見る』(石風社)『アフガニスタンの診療所から』(筑摩書房)『ほんとうのアフガニスタン』(光文社)など。
 中村哲医師は1984年からアフガニスタン・パキスタン国境地帯で、難民や山岳部貧困層が抱える戦乱や疾病の痛みをいやす活動をしています。アフガン空爆や大干ばつなど困難な状況の下、一貫して現地住民の立場に立った支援を実践しています。アフガニスタンでは、先進国の「力による民主化」が、山村のすみずみまで取り返しのつかない破壊と殺戮をもたらしたこと、暴力による干渉はろくな結果を生まないということ、平和には軍事力以上の力があるということを中村医師は訴えています。
 「援助」とは何か、「人道支援」「国際貢献」とは何か、中村さんのアフガニスタンでの体験を語っていただきます。

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