■ 北海道ブロック集会

2022年

北海道新英研 第43回夏季研究会


2022年8月6日(土)13:00〜16:30


大津由紀雄氏(関西大学客員教授)講演
  「やりとり」を意識した英語スピーキング力の育成を考える


 今夏の研究会を「誰もが取り組める『やりとり』を意識したスピーキングの授業」をテーマとした経緯は前号の会報の巻頭言で述べたとおり、都立高校入試でスピーキングテストの導入が強行されようとしている中で、その問題点を浮き彫りにして、本来私たちが大事にする、大事にしてきたスピーキングの授業とはどのようなものか、そこに迫りたいという思いからでした。
 導入中止を求める運動の中で、言語及び言語教育の面からのテスト分析の中心におられる大津由紀雄先生に講演をお願いしました。私たちがその育成を目指すべきスピーキング力とはどのようなものであるか、そしてその育成のために考えておかなくてはいけないことは何であるかについて丁寧にお話しいただきました。

 先生は次の4つの流れで話をされました。
  1. 「4技能」を再考する
  2. 「話す」という行為の分析
  3. これまでの考えの誤り
  4. 話す力の育成に必要なこと

 英語教育に関する問題の多くは抽象的な視点が欠如しているところに起因している。すなわち目に見えない部分(人間の内部=こころ/脳)で起こっていることを意識することが必要である。その点を前置きにして話を始められました。

1.「4技能」を再考する

 4技能として現れる行為は、その人が持っている言語知識をどう使うかというモダリティ(様態)のことである。それぞれは決して別個のものではなく、その4つをつなぐ言語知識は意識化されない(目にみえない)が脳内に内蔵されている。言語知識には発話に関する法則、語法、文法、文を連結される文章法、そして「言語知識」のそれぞれの部分を運用する力がある。
 モダリティとして現れる4技能は口頭か書記かという見方ではそれぞれ、「聞く」・「話す」、「読む」・「書く」が対応し、一方それにクロスするように受容か発信かという見方ではそれぞれ、「聞く」・「読む」、「話す」・「書く」が対応する。発信という点では「話す」は即興が求められることが多いが「書く」は推敲ができる。
 日本の英語教育では「話す」ことが話題になることが多いためか、「英語が話せるようになりたい」ということをよく耳にするが、本来は「英語が使えるようになりたい」と言うべきであり、「話す」を考える際にはほかの3つの様態も考えなければならない。

2.「話す」という行為の分析

 ここから、AがBの言語音を受け取るところから発話に至るまでの脳内で起こっていること(目に見えないこと)を解説しながら、「話す」ことの指導において何が大事であるかの議論をされました。

 まずAがBの言語音を聴覚処理する際には、分節化、語の認識、文の認識、文章の認識という狭義のリスニングが起こるのであるが、ここでは言語知識による予測(例えば、putが聞こえたので次に「置くもの」、「置く場所」と続くのだろうな)があって聞き取りが成り立つ。また、Bの言いたいことの認識(発話意図の認識)が脳で起こる(広義のリスニング)。例えば「ねえ、彩、日曜日に映画を観に行かないか」という質問に対して「月曜日、英語の試験なんだ」という回答が返ってきた場合、その発話意図を理解して「そうかあ、じゃあ、来週にしよう」と返す。リスニングで脳内で起きていることの理解も「話す」力の育成に大事である。
 続いてAの脳内では考えの断片が、まだ文の形はしていないが浮かんでいる。そのいくつかの断片が、関係ないものは消され、いくつかは関連づけられ整理される。そして言語化され、発話指令が脳内で起こり、発話される。外から見えないが「話す」ということの指導にはこのような思考の過程も必要である。

3.これまでの考えの誤り

 ここまで見てきたように、「情報のやり取り(=コミュニケーション)はことばのキャッチボールである」という考えは見える部分だけに注目した皮相的な捉え方である。「やり取り」をすることの大部分は人間の内部で展開する無意識的な、かつ瞬時的な過程である。すなわち「情報のやり取り」は「思考のキャッチボール」である。また、ここで言う「情報」とは相手の感情や情緒も含んだとても豊かなものである。
 相手の発話を受けて内部で必要となる言語知識(音声、音韻、形態、統語、意味、語用)と推論、そしてそれを受けて自分が発話しようとするときの内部での言語知識と推論は「話す」指導を考え る際に大切な点である。しかし、一番入り組んだところである「思考」の部分、すなわち考えの断片と整理で要される合理的・批判的思考力については、「話す」指導を考えたときに忘れがちであるかもしれないが、そこを考えないと「話す」ことの本質を生かすことはできない。
 まとめると「情報のやり取り」を口頭で行うためには語用知識を含む言語知識はもちろんのこと、推論、合理的・批判的思考力などが総動員される。また口頭でのやりとりには「即興性」が重要となる。「即興性」と言ったとき決まり文句を用いたやりとりがイメージされる。もちろん会話の潤滑油としての大事な役割が決まり文句にはあるが、それだけの指導ではつまらなく、やはり思考力にもとづく話し方ができるような指導をしてほしい。

4.話す力の育成に必要なこと

 ここまで見てきた「情報のやり取り」で人間の内部で起こっていることの流れの中で、「発話意図の認識」、「考えの断片」、「考えの整理」、「言語化」については、「書く」ことと共通点が多い。一方で「書く」ことは「即興性」への要請の程度が低く推敲ができるので、「書く」指導をもって「話す」ことにつなげるのが良いのではないか。「書く」ことは論理性(合理性)、流動性(=一貫性)、そして遂行の重要性が要求され、その意味では母語を使ってその指導がなされている国語科との連携を考えて良いのではないか。
 「話す」ことの指導について、学習指導要領では「やり取り」と「発表」の二つに分けられているが、「発表」を基盤に据えるべきである。「書く」ことの指導を絡めて、まず自分が話したいことを考え、それを自分以外の人にどう伝えるか考える。そもそも学習指導要領ではCEFRの分け方を盲目的に取り入れ、この二つに分けられているが、両者の関係性にも触れられていないことからも、よく理解なされないままそのような区分けをしていることは明らかであろう。
 「発表」にはpublic speakingの指導法の知見もある。speech to inform, speech to persuade, speech to actuate, speech to entertainの4つに分類される。この4つは独立して並列されるものではないが、まず基本となるspeech to informを考えて指導するのがよいのではないか。何を伝えたいのか、それについて相手はどのくらい知っているのか/関心があるのか、など考えさせる指導が必要になるだろうし、また、話し方のルール(例えば通常は相手の目を見て伝えなければならない)の指導もできる。これらは訓練が必要であるが、母語でさえも誰でもできるわけではなく、その意味でも国語科との連携を考慮したい。
 最後に「発話指令」と「発話」の段階での「話す」ことの指導は、単音の練習として重要となる音読、発音の練習、そして文章を読むときにわかっていなければ、伝わる話し方・読み方に繋がらない統語構造の理解、韻律などが含まれてくることになる。

 大津先生はひじょうに丁寧に「話す」という行為に関わる脳内(またはこころの中)で起きていることについて解説され、「見えないところ」で起きているだけに大事な部分を見落とした指導にならないようにとの示唆をいただいた。講演の最後のところであらためて都立高入試に導入されようとしているスピーキングテストについて触れられ、実施してもスピーキングの力が伸びないどころか、むしろ"傾向と対策"対応により英語嫌いの生徒を生む可能性が高いことを今回の講演内容と絡めながら指摘されました。「失敗を恐れずに話してみましょう」という励ましも受けながら外国語を使ってみる、という本来楽しいはずの「話す」という体験が、一点刻みのテストの緊張感(とその対策)に投げ出される苦い体験になってしまうことを憂慮されました。大津先生の使われたことばでいうところの「思考のキャッチボール」を意識したスピーキングの授業を大切にしたい、 大切にするためにもスピーキングテストの入試導入のような愚行を許してはいけない、という気持ちを参加者一同があらたにして講演の時間を終えました。
(まとめ 杉山讓司)

「都立高校入試へのスピーキングテスト導入中止を求める会」事務局 沖浜真治先生(東京新英研)による 『都立高校入試 英語スピーキングテスト問題』についての報告


文責 小森 静(北海道新英研 共同代表)

 「都立高校入試へのスピーキング導入中止を求める会」で事務局として最前線で活動しておられる、東京新英研の沖浜真治先生より、2月から現在に至る活動の経過や状況の報告をしていただきました。
 当日は、スライド57枚にも及ぶ膨大な経過報告資料をご準備いただき、そこから掻い摘んでご説明をいただきました。報告の冒頭で、「問題がありすぎて…」、「まずはまとめを」と提示されたのが、11 項目の「ESAT-Jのなぜ?」でした。
    まとめ ESAT-Jのなぜ?

  1. いまだに保護者に十分な情報が伝わっていない
  2. 受験校決定おスケジュールに合っていない
  3. 英語だけが調査書点において2倍になる不合理さ
  4. 採点がブラックボックス化していて開示請求もできない
  5. 「不受験者」の「仮の ESAT-J得点」(見込点)算出に根拠がなく、それが ESAT-J を受験した生徒の合否にも影響する不合理さ
  6. 「不受験者」の範囲と扱いのあいまいさ
  7. GTEC 実施・不実施という居住地域による不公平さ
  8. 家庭により有料の外部指導に頼れるかどうかの不公平さ、差の拡大
  9. 行き当たりばったりで根拠の疑われる特別措置申請
  10. 「英語を話す力」測定のテストとしての妥当性、信頼性への疑問
  11. 英語の授業の貧弱化への懸念
 これらの問題点について、スライドの資料を用いて実際に現場で起きている状況をお話しいただき、現場の大変さ、教員はもちろん、保護者や生徒の不安や不満など、現実を知らされ、改めて「なぜそこまでして実施に踏み切るのか?」という疑念を抱かずにはいられません。学校に対しての「細かい指示や情報が後付けで、もぐら叩きのような状態である」との報告からは、最初に綿密な計画がなされていなかったのではと思わされます。
 「不受験者」の「仮のESAT-J結果」を、「英語学力検査の得点が同じ者のESAT-J結果の平均値を不受験者の仮のESAT-J結果とする」という算出方法にも驚かされました。これには、心理統計学者の第一人者である南原風朝和氏が、この方法は不合理で入学者選抜として成り立たないと結論を述べており、ここにも計画の杜撰さが見て取れます。
 ESAT-J の出題傾向が、ベネッセコーポレーションが実施しているスコア型4技能検定 GTEC(Global Test of English Communication)と類似していることも知りました。東京都では、GTEC を全中学校で実施している区や市が現段階で9区市あり、GTEC を採用している学校のほうが得点が高いとなれば、今後、GTEC を行う区市町村が増えていくであろうことも予測され、ベネッセにとっては嬉しいことではあるのでしょうが、定型化されたテストで実際に「話す力」が養われるかは疑問です。併せて、外部模試に早速スピーキングテスト対策が加えられたり、塾や予備校でオンラインレッスンを提供したりと、家庭への経済負担、経済格差による学力格差にも影響が出ることが心配なところです。

 学校現場の声がいくつか紹介されている中に、このスピーキングテストを通しての生徒の様子をリアルにとらえたものがありました。
  1学期の ALT との面接は、都立スピーキングテスト方式でやってみました。やってみて愕然としました。 内容や結果にではなく、子どもたちの心の持ちようです。これまでスピーキングテストは緊張したり「やだー」とか言いながらも、その底に流れていたのは人との出会いに対する「希望」でした。今回、同じように「緊張する」と、子どもたちは言いながら、底に流れていたのは「恐怖」と感じました。それは、戻ってきてからの子ども同士の会話から思ったことです。ワクワク感はなく、「オレ、もうダメだわー」といった声 があちこちから…。「英語で会話する」って、もっとワクワクする、楽しいことだったのではなかっただろうか。自分も漠然とした憧れを追い求めて、それは大変でも喜びがあったと思います。しかし、入試になり、全員が上から首を引っ張り上げられる。得意な人はいいのですが、苦手な子はさらに嫌いに。二極化は明白です。
 やるのであれば、全員にその話す学力を保障する授業をおこなってから、と強く思います。

 「話す力」(英語のスピーキング力)を本当に身に付けさせるためには、テストではなく、違ったやるべきことがあるはず。「授業」でしっかり身に付けさせることの大切さを再確認させてくれるメッセージだと感じました。

 現在、7月からすでにウェブによる申し込み受付が開始され、締切は9月6日。学校で一斉に申し込み作業を行うところが多い中、ギリギリまで申し込みを待たせる学校や保護者もあるとのこと。中止を求める運動はまだ終わっていません。「8月18日(木)午後2時から『夏の市民大集会』(都議会議事堂第2会議室)に是非参加して欲しい」と、沖浜先生からの力強い呼びかけもありました。(残念ながら北海道では2学期が始まり、参加は難しいところです。)署名に協力することや、この運動を理解し、広げていくなど、我々ができる範囲でアクションを起こしていけたらと思います。

最近の関係記事等 URL (沖浜先生の資料より)

  • 〇20220606 東京新聞オンライン版 都内公立中で今秋実施の英語スピーキングテスト
    反対派が疑問視している不安・問題点とは? https://www.tokyo-np.co.jp/article/181734
  • 〇20220624 「中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)の都立高校入試への導入中止を求める院内集会」 吉田はるみさん、阿部公彦さん、大内裕和さん、保護者等参加 はるみチャンネル https://youtube.com/user/yoshidaharumi
  • 〇20220704 英語スピーキングテスト、都内䛾公立中8万人対象に初実施へ…公平性巡り疑問視も (読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
  • 〇20220705 朝日新聞 EduA スピーキングテスト、問題点次々 採点ミスがあっても「闇の中」?
    不受験者の点数、他人の結果から算出… https://www.asahi.com/edua/article/14661537?p=1
  • 〇20220725? 都立入試英語スピーキングテストに反対する保護者の会 結成https://twitter.com/hogosha20221127

ブレイクアウトルームで出たアイデア,全体交流まとめ

1班(中学校班) お一人が実践しているマインドマップの交流。ペアでの活動。先生からスポーツというお題を与え、マップの真ん中に書く。それに対するキーワードをペアで広げていく。ペアの子が英語で質問する。Sportsだったら,Do you like sports?や、Why?Because~など,AとBの子でマップと会話を広げていく。2分のやりとりをした後に子どもたちで作戦会議をする(もっと会話を広げていけたかも)次回も継続する、スピーチ準備にも繋げていくもの。冬の研究会で実践発表もお願いしたい。

2班(大通高校班) 脳の中で起きていること。外国語であれば意図を考えて何をしゃべろうか,意識化して考える。どういう言葉を伝えればいいのか,現在進行形とか関係代名詞など。そんな自動化もせず突拍子もなく話す必要があり,だからライティングの技量が必要。即興性に必要な実践では,三澤先生からOne minute talkの実践。その中で、なかなかしゃべれない子ども達は「こんなことしゃべりたかったのに」の思いが残って終わる。「じゃあ,しゃべれなかったことを書いてごらん。」ここでライティングの指導が生まれる。普段はライティングをしてスピーチが多いが逆の発想で行うこと。これは面白い。ぜひ,三澤先生の報告を楽しみにしている。ライティングの助けも借りながらまずは即興のやり取りを出すことで、その時に話したいことが出てくる。外国語なのでしゃべりたかったことの反省が出てきて,あとで辞書で調べながら補充する。もう1回話してごらん、でより会話が進む、そんな実践を進めている。

3班(小学校班) 悩みの交流。Unit3で,発表したいことを考えさせるのだが,小学生では文に出来なく、単語を入れ替えることしかできない。支援もできないし時間が足りない。行きたい国を考える文でも、子どもの発想が広がらない,なので北海道で行きたい場所でやらせている。また、文章が作れないのでPicture cardを入れるが、ちょっとしたコミュニケーションだけで会話文が定着できるのか,また失敗しないためにカタカナで書く子がいるが、書かせないことがストレスレベルを上げてしまう。つまり、即興性も大事だが、練習をしっかりすることが大事。小学校は回数が少ないので,記憶から消えてしまう,練習をやるためには時間が足りない。そもそもの問題は量が 多いことがあげられる。なので、定着をしっかり進めていくことが大事。定着層と伸びしろ層の子とのやりとりが練習になると思う。また、デジタル教科書では、音と単語の定着として使えるが、導入されてないたくさんの単語が入っている。欲張らずに聞き取れた部分のみで良いこと。あくまで発展で使えるものととらえ、基本の練習と定着を大事に進めること。

4班(高校・大学班) 長崎大学での話す指導の研修について,即興でやりとりのアイデアを交流。テーマを決めてペアQ&Aを繰り返す。テーマが決まっているので、その場で話すことよりも用意したことを話す。カードで話すテーマを渡すが、その中に,今までにやったテーマのカードも入れて置く。最初に練習をしてカードを書く。その後、一旦その内容を忘れさせて、カードを見ないで自分の力でやらせてみる。そんなやり方も大事。

全体交流:(小学校の先生より)
小学校は量の問題がある。小学3年生で始まり定着できればレベルが上がると思うが、3年生でやるWhat sports do you like?が定着しておらず、6年生に出てくる際に復習でやる形。忘れてほしくないので復習から入るが、今度はそこに比重がかかると新出単語が定着できず、スピーチ指導に手が回らない。自分自身,カタカナをふることに否定派だったが、子ども達は読めないので教師を見てしまう。なので、発音したことを耳で聞こえたように,カタカナで書きとらせている。英語を読むのでなくカタカナを読んでしまっている。どんどん嫌にならないよう補佐する必要を感じている。
(中学校の先生より)小学校の先生は、子どもが単語の読み取りに自信がなくカタカナを書かせている。中学の先生は、小の既習単語と中学の進出単語で量が倍になっている。やり取りのスピーチが切り口でできるのか、小学校で聞いて慣れて口にする実践の活用を含めて、音と単語を結びつける指導をどうしたらいいのか、
(大津先生)音とつづりについては、表面的には不規則だが、規則性がある。それを教える必要があるが、先生方に伝わっていない。まずそこをおさえてほしい。大名力(おおなつとむ)さんが優れた本を書いている。1冊目より2冊目の方が読みやすい。単に英語の綴りと音の関係について、ある程度理解できるようになる。発音の練習につながるようになる。根本的な問題は、小学校外国語・中学校英語でこんなに語彙が増えたこと。間違いないことは、この次の改定ではどうにかしないといけないと、文科省は気づいているようだ。まずは、(事前質問の答えにある)さっきのやり方で対処してほしい。趣が違うが一般の読者向けに書かれた本なので,ざっと目を通したら、お役に立つと思う。
「英語の文字・つづり・発音の仕組み」【研究社・2014・大名力】
「英語の綴りのルール」【研究社・2021年・大名力】

エンドロールチャットからの抜粋





<開催趣旨>
 北海道新英研では、先に開催した研修にて、都立高校入試へのスピーキングテストの導入に関して議論を重ねてきました 。本会では、そのあゆみを確認しつつ、教室内での学習こそ、本当のスピーキング力を伸ばすことができること、そしてその授業の在り方を学習したいと考えています。そして、スピーキング力を入試で測ることは、他の領域以上に伸ばすべき力への影響が大きいことを確認したいと考えています。
 参加される皆さんの交流からも、学びあえることを期待しています。

1.主 催: 北海道新英語教育研究会
2.テーマ: 「誰もが取り組める『やり取り』を意識した豊かなスピーキングの授業」
3.日 時: 2022年8月6日(土)13:00〜16:30
4.会 場: オンライン(ZOOM) 及び 市立札幌大通高校(最大20名)
  • ※ 会場に参加の際は、手指消毒及びマスク着用などお願いします。
  • ※ 感染状況によっては、会場開催がなくなることをご了承ください。
5.参加料: 500円
6.プログ
ラム:
内容
12:30 開場
13:00 開会行事
13:10 第2回北海道新英研中学英語をオンラインで学び合う会のまとめ
13:30 「都立高校入試へのスピーキングテスト導入中止を求める会」からの報告
 代表・沖浜真治氏
14:00 休憩
14:10
「やり取り」を意識した英語スピーキング実践の方向性(理論編)

大津由紀雄 氏(慶應大学名誉教授)
15:30 ブレイクアウトで討議
・こんな風にできるんじゃないかというアイディア
・こんな風にやっているという実践
16:00 ブレイクアウトの報告及び全体討論
16:20 閉会行事
7.その他: *Zoom情報は前日までに、お申込みいただいた方に メールでお知らせいたします。
参加申込締め切り:7月29日(金) 23:59

申し込みフォーム https://forms.gle/SYZywRJ8uDUmpbhP9


事後アンケートフォーム https://forms.gle/hNRhvby7NkQDUVCu6

オンライン参加の方は、参加費はお手数ですが、 以下にお振り込みください。(申し訳ありませんが、 手数料はご負担願います。)
(会場参加者は会場でお願いします。)
 北洋銀行札幌西支店
  店番号304
  口座番号 (普通)4984522
  名前 ホッカイドウシンエイケン

問い合わせは大口まで
(会の終了に伴い削除しました)


(2022年7月3日掲載/10月31日更新)

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