■ 九州ブロック集会

2008年12月
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2008年 九州ブロック集会(九州民教研集会)


 12月26・27日。記念講演は「世界が100人の村だったら」の池田香代子さん。既に、このシリーズで6冊の本を出版しておられるということにびっくり。憲法9条の会の活動も含め、私達に分かり易い形で問題提起をしてくれる姿勢に脱帽。
 外国語分科会は地元宮崎の大学院生の2名も含め15名の参加であった。当日が終業式で、この日まで勤務の先生も多いようであった。また、新しい方が多く、世代が若返っていく期待の持てる分科会であった。

①「よくわかる国際理解の視点を取り入れ、実践的コミニュケーション能力を
  育成する為の授業展開」

・・・大分県杵築市立上中学校・豊田文枝
 大分のAPUでのインタビューを想定し、そこに至るまでの授業が良く組み立てられていた。細かな手だてと愛情に溢れ、生徒たちが楽しく授業を受けている様子が伝わってきた。

②「楽しい授業とは何か」

・・・宮崎県・松本淳
 熊本の野村さん同様、エスペラントの研究をしておられ、その長所と特性を丁寧に説明して頂いた。

③「子どもの瞳が輝く英語を学び合う喜びのある語彙指導を目指して」

・・・熊本県・中学校・冨田憲一郎
 教師の体験をもとにした英文で導入がなされることにより、不定詞や動名詞でも、「英作文」でなく生き生きとした「自己表現」の文が生まれてくるのだろうという感想が多かった。

④「通信制高等学校での英語の授業」

・・・長崎県・鈴木奈尾子
 通信制という厳しい時間の制約と受講する生徒の多様な学力の中で、教科書批判をしながらそれを補う形で精選された教材が準備されていた。

⑤「OCⅠにおける1分間スピーチのとりくみ」

・・・大分県・足立正和
 スピーチに対しては生徒やALTからもEvaluation Sheetを記入してもらうので、生徒にとっても良い記念になる。スピーチ文集作成にも取り組みたいものだ。

⑥「新たな挑戦の2年目を振り返って」

・・・熊本県・鎮西高校・畠田ミツ子
授業で使用しているワークシートとエスペラントの特別授業についてレポート。英語が苦手な生徒たちに和訳先渡しなどの方法も視野に入れ工夫している。
 最後にいつものように手をつなぎ、「We Shall Overcome」を歌って閉会。何から何までお世話になった地元の中薗廣美先生、ありがとうございました!  なお、春の新英研九ブロは5月9・10日、再度宮崎で行う予定です。
期 日: 2008年12月26日(金)・27日(土)
場 所: 宮崎市 宮崎観光ホテル他
テーマ: 「未来を啓き希望を育む教育を 今」
内 容:
12月26日(金)
開会行事(太鼓と民舞・ダンス・平和コンサート)
記念講演 池田香代子さん「『100人の村』から教育がみえる」
分科会、夜の交流会
12月27日(土)
分科会
特別講演 郡山総一郎さん(宮崎出身)「平和、このかけがえのないもの」
参加費: 3,000円
宿泊費: 大人12,000円、小学生8,400円、幼児6,000円
申込み: 宮崎交通 販売2課 担当:三穂・甲斐・山下
できるだけファックスをご利用下さい。
Fax:0985-51-5195 Tel:0985-51-6119

(連絡先:畠田ミツ子)
(2009年5月10日 )